北宗谷で出会える鳥たち

稚内で出会える鳥たち

稚内市の探鳥地は草原、湿原、森林、湖沼、海岸と様々です。海岸沿いの水辺の鳥の探鳥地が多いですが、歩いて小鳥を観察できるのは主に夏です。

こうほねの家

大沼

メグマ沼

稚内森林公園

声問浜

稚内副港

増幌川

宗谷岬・宗谷丘陵

豊富で出会える鳥たち

豊富町には探鳥地としてサロベツ湿原と兜沼、あまり知られていない豊富町自然公園があります。
サロベツ周辺の野鳥情報を含む自然情報は、サロベツ・エコ・ネットワーク内の「自然情報」のページで詳しく知ることが出来ます。

サロベツ湿原センター

兜沼

豊富町自然公園

猿払で出会える鳥たち

猿払村はサロベツと違って知名度が低いですが、自然度の高い湿原や海岸草原、湖沼が点在し、多くの探鳥地があります。特にポロ沼はラムサール条約の湿地に登録されるに十分なほど、カモ・ハクチョウ類がたくさんいる場所です。

王子の森

モケウニ沼

エヌサカ原生花園

ポロ沼

幌延で出会える鳥たち

幌延町はサロベツ湿原の南側にあたり、拠点である幌延ビジターセンターからは木道が延びています。 4-5月と9-10月はガン・ハクチョウ類の渡りの時期にあたり、ペンケ沼周辺の牧草地にはマガン・ヒシクイが、河川ではカモ類が観察できます。

幌延ビジターセンター

利尻で出会える鳥たち

利尻島は、1,721mの利尻山を中心にした周囲約60kmの島で、海岸、草原、湖沼、森林そして高山帯という多種多様な環境があります。島では1年を通して各環境にならではの野鳥を観察することができますが、最もたくさんの種類の鳥が見られるのは、4月中旬から5月中旬の春の渡りの時期です。国内初のズアオアトリやその他珍鳥が見られているのも主にこの時期です。他にも国内初記録にルリガラとセアカジョウビタキがありますが、これらは10月〜11月の秋の渡りの時期に見られているので、特に珍鳥を探したい人には、野鳥の数こそ少ないものの秋もオススメかも知れません。島を一周する道路はよく整備されていますので、ぐるりと回りながら様々な環境で野鳥を探して行くのがオススメです。

富士野園地

沓形岬

利尻町森林公園

オタトマリ沼(沼浦)

姫沼

稚内・利尻・礼文航路

礼文で出会える鳥たち

礼文島は、海岸近くから可憐な高山植物が咲く島として知られていて、6月~8月の期間、花を目的に来島する観光客で賑わいます。しかし、野鳥観察をするなら、雪解けが始まる4月~5月の期間、秋が深まる9月後半~11月上旬までの期間がおすすめです。この頃は、ヤツガシラ、ツメナガセキレイ、ユキホオジロ、ツメナガホオジロ、ベニヒワなど、本州や本道などでは出会う機会の少ない野鳥が、渡り鳥として数多く通過します。また、本州では、高山や高原、深山などの標高の高い場所に棲むビンズイ、コマドリ、ノビタキ、クロジ、ホシガラスなどが夏鳥として飛来します。これらの夏鳥が低地でも確認出来ることに驚くのではないでしょうか。冬期間は山野の野鳥が少なくなりますが、沿岸にオジロワシ、オオワシ、シロカモメ、ワシカモメなどが飛来し、野鳥観察を盛り上げてくれます。

島内の移動は自家用車やレンタカーが便利です。足に自信があれば、路線バスの利用も可能でしょう。渡りの時期の気温は、10℃を下回る日が多く、雪が降ることもありますので、防寒対策は万全に。

香深井緑ヶ丘公園

久種湖

礼文島沿岸エリア

森林エリア