オオナゴ料理(イカナゴ)「稚内おおなごマルシェ協議会」

 

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おおなご棒寿司

0-3.jpgおおなごヒツマブシ丼

「オオナゴ」は、スズキ目イカナゴ科に分類され、標準和名で「イカナゴ」といい、稚魚の時に何の子ども(稚魚)であるか解らないので「いかなる魚の子なりや」と言われたところからイカナゴと呼ばれるようになったと言われて、見た目はサンマに似ています。0-4.jpg形がカマスに似ていることから「カマスゴ(加末須古)」、地方によっては、「メロウド(女郎人)」、「フルセ(古背)」等と呼ばれますが、稚内では「オオナゴ」と呼び、漢字では「大女子」と書きます。体長5~6㎝以下の小さなものは、「チリメン」とか「小女子」と呼び、佃煮などにしていただきます。かつて、沖合底引き網漁業の一大基地として栄えた時代からスケトウダラと並び多く水揚げされてきましたが、現在も、年間1~2万tが水揚げされており、稚内市は水揚量日本一を誇っています。しかもイカナゴは北に分布するものほど大きくなり、瀬戸内海では寿命は2~3年で14㎝ほどにしかならないのに、宗谷周辺では寿命は6年、体長も25㎝前後の大型になります。しかし、残念ながら成魚の90%以上がハマチ等の養殖魚の餌として主に四国方面へ出荷されて来たため、これまで地元でも滅多に食する機会がありませんでした。しかし、長さが25㎝前後の大型のものは宗谷周辺でしか獲れないことや、栄養価が高いことからオオナゴの〝食材としての価値〝を見直し、地域の特産品に育てる取り組みを進めてきました。市内の飲食店主や食品加工業者等が集まって地域食材の新たな付加価値づくりを進めるため稚内オオナゴ研究会を設立し、オオナゴのブランド化や販路拡大に取り組んできた成果もあり、その注目度は上昇中です。平成21年度にはフライや蒲焼の全国販売も始動し、また全道の学校給食で提供されるなど、これまでの取組が花を咲かせ始めています。地元で加工されたつみれや伊達巻風のカマボコ等が製品化され、道内の学校給食で採用された他、平成21年度には、かば焼の棒寿司やフライ等の全国販売が開始されるなど、これまでの取組が花を咲かせ始めています。生すし、駅弁当、空弁。オオナゴには、健康によいEPH、DHAをはじめ、タウリンの含有量は、他の青魚の中でも群を抜いて多くふくまれるなど、こどもの成長や中高年のメタボリック症候群の解消にも期待ができる優秀な食材です。水揚げ日本一を誇る稚内のオオナゴが、全国にブームを巻き起こす可能性に期待が寄せられます。今年は「稚内おおなごマルシェ協議会」が設立され、7月9-10日にPRイベントとして「稚内オオナゴ&フードフェスタinWakkanai」が開催されます。
※ タウリン…血圧安定、肝機能改善に有効なアミノ酸の一種
※ EPH(エイコサペンタエン酸)…抗血栓作用、血液粘土の低下(サラサラにする)に効果がある脂肪酸
※ DHA(ドコサヘキサエン酸)…コレステロール低下、学習能力向上に効果があるといわれている脂肪酸

カテゴリー: わたしがガイド

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