幻の名作映画「樺太1945年 夏 氷雪の門」36年の時を経て!

IN02H.jpg九人の乙女の碑 IN01H.jpg氷雪の門

「樺太島民慰霊碑」 
 かえらぬ樺太への望郷の念と、樺太で亡くなった人々の慰霊のために昭和38年(1963)8月20日に建立されたもので、以来、毎年8月20日に樺太ゆかりの人々を集めて「氷雪の門・九人の乙女の碑 平和祈念祭」(以前は同慰霊祭として開催されていました)が盛大に行われています。氷雪の門は稚内樺太引揚者連盟が慰霊碑建立期成会を結成し、全国樺太連盟の協力を得て肉眼で樺太を見ることができる稚内公園に慰霊碑を建立する運動を展開し、全国各地からの心温かい支援を受けて完成したものです。 設計と製作は、ヒューマンステックな作風で知られる札幌出身の彫刻家・(故)本郷新氏が手掛けたもので、美術の教科書等にも掲載されるなど、美しく芸術性の高い作品として知られています。 碑は、黒大理石の霊石、高さ8mの望郷の門、雪と氷の中で厳しく生き抜きそして敗戦の失意から再びたくましく立ち上がった人々を象徴する高さ2.4mのブロンズ女性像からなります。 その後、鉄筋コンクリート製に造り替えたのと同時に門柱表面に厚さ4cmの白御影石を張り詰めた。ブロンズ像の台座も新しくし、昭和48年(1973)6月にイメージチェンジして再デビューした。この年の7月樺太ゆかりの「九人の乙女」を題材にした映画「1945年夏・氷雪の門」のロケが氷雪の門周辺で行われ話題をまいた。  
その後、36年が過ぎた今、「氷雪の門」の貴重なフィルムが1本だけ発見され、新しくデジタル処理を施し上映が決定された。
碑文
 人々はこの地から樺太に渡り、樺太からここへ帰った。戦後はその門も固く閉ざされた。それから18年、望郷の念止みがたく樺太で亡くなった多くの同胞の霊を慰めるべく肉眼で樺太の見えるゆかりの地の丘に木原豊治郎氏、笹井安一氏の熱意と、全国樺太引揚者連盟の賛同並びに全国からの心あたたまる協力によって、ここに記念碑を造る。氷と雪の中で厳しく生き抜いた人々の象徴する女人像、望郷の門、霊石を三位一体とする彫刻家本郷新先生の力作がここに出来上がった。この記念碑を氷雪の門と命名した。
材質 ブロンズ 昭和48年8月再建

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